寝ながら読書するのにKindle Oasisが最適すぎたという話

寝ながら読書するならKindle Oasis

最近、電子書籍をよく利用するようになりました。

今までずーっと紙の本派だった私が、電子書籍の虜になってしまった最大の理由。

それは、寝ながら読書ができるということ。

ずっと同じ姿勢で本読んでると疲れるじゃないですか。だからたまに寝転びながら読みたい。あと、夜寝る前にベッドの上で読書がしたい。

寝転びながら快適に読書がしたい。
あわよくば、そのまま寝落ちしたい。

そんな欲求を叶えてくれたのが、Amazonの電子書籍リーダーKindle Oasisでした。これのおかげで読書量も爆上がり。まさに読書革命です。

同じ願望を持っている方向けに、Kindle Oasisを使ってみて良かった点をまとめてみました。

寝転びながら片手で読書できる構造

どんなに分厚い本でも、片手で読める。これが1番すごいです。使ってみると想像以上にこのメリットのありがたみがわかります。この片手で読むことに特化した機能・構造は、同じKindleシリーズでもこのKindle Oasisにしかありません。

ページ送りボタン

Kindle Oasisのページ送りボタン

片手で持つとこんな感じです。2つのボタンがページ送りボタンになっていて、親指一本でページを進めたり戻したりすることができます。

片手で握りやすい構造

Kindle Oasis裏側

裏側はこんな感じで、指にフィットして握りやすい構造になっています。これのおかげで、片手で持つことができるわけですね。

軽い!

Kindle Oasisの重量は188g。普段、寝転びながらiPhoneで動画を観たりするんですけど、私が使っているiPhone11は194g。それよりも軽いです。片手持ちなんて余裕です。

そして何よりすごいのは、どんなに分厚い本を読んでても重さが変わらないこと。これが1番大きいですね。

左右どちら向きで寝転んでもOK

持つ手は右手でも左手でもOK。向きに応じて、画面が自動で切り替わります。

従って、こんな体勢でも本が読めるわけです。

横向きに寝ながら読書

体の体勢を変えたくなったらゴロンと寝返りを打って、もう片方の手に持ち替えればOK。これがありがたい。

仰向けに寝ながら読書

そして何度でも言いますが、どんなに分厚い本でも、寝転びながらこの体勢で読めるんです。これも本当にありがたい。

Kindle OasisはKindleモデルの中では最上位で、Kindle Paperwhiteなどの下位機種に比べれば値段も1番高いんですが、寝転びながら片手で読むのに最適な上記の機能を備えているのはこのKindle Oasisだけなんです。特にページ送り機能はめちゃくちゃ便利です。

暗い部屋でも読めて、ブルーライトも低減

さて、私にとって重要なポイントはもう1つありました。

それは、読書しながら寝落ちできるかどうか。言い換えるなら「暗い部屋でも本が読みたい」という野望です。我が家の寝室の構造上、読書灯の設置は難しい。そんな問題もKindle Oasisが解決してくれました。

明るさと色の調節が可能

Kindle Oasisの明るさと色調調整機能

24段階で明るさの調節が可能です。結構細かいですね。眩しすぎず、読みづらすぎない明るさに設定!

さらに、色の調節もできます。寝る前なので、私は当然いちばん暖かい色に設定!この調節も、お好みで24段階の細かさで調節できます。この色調調節も、Kindle電子書籍シリーズの中ではこのKindle Oasisだけの機能です。

暗い部屋でも、目に負担をかけすぎず無理のない明るさ・色味で読書をすることができます。

自動スリープ機能で、読書しながら寝落ちしても安心

自動スリープ機能があるので、そのまま寝落ちしちゃってもバッテリーの心配は要りません。

私は夜眠れない時、わざと難しくて退屈な本(興味ない分野の本とか事典とか)を読んだりして眠気を誘発したりもしています。逆に本が面白すぎて寝る気にならない時もありますけどね。

これで夢の「読書中にうとうとして寝落ちしちゃった!気持ちいい〜」状態が実現可能に!

寝る直前の読書は記憶に定着しやすい

樺沢紫苑氏の『インプット大全』を読んで知ったのですが、寝る前の15分は「記憶のゴールデンタイム」と呼ばれていて、インプットした情報が記憶に残りやすいのだそうです。(樺沢紫苑(著)『インプット大全』サンクチュアリ出版 P560より)

これは私も経験として感じていることで、寝る直前に本を読んだ時、翌朝起きた瞬間にその内容がポッと頭に浮かんでくることが多いです。

学生時代に一夜漬けでテスト勉強していた時とかも、ある程度勉強した後に少しでも眠ることで覚えるべきことをだいぶ暗記できていました。

寝る前の15分を読書する時間に充てることで、読書の効果を最大限に強めることができるわけですね。

もちろん昼間の読書にもバリバリ活用

寝ながら読めるだけじゃなく、Kindle Oasisは普段の読書ツールとしても最高の相棒です。得られる対価が大きいので、そこそこの金額でも十分に払う価値があると思います。

圧倒的省スペース

大量の本を片手で持てるデバイスに持ち運べる便利さ(32GBモデルで書籍数千冊分)は、何にも変えがたい魅力です。部屋が本で埋もれないのもありがたいです。

もう私の部屋は本棚に納まりきらない本だらけでごっちゃごっちゃしてるんですが、Kindle Oasisのおかげでそれも解消されていく予感。引越しの時なども便利です。

マーカー機能で情報整理がはかどる

自分がマーカーをつけたところを一覧表示してくれる機能があって、ワンタッチでそのページにすぐ飛べるようになっています。大事な部分を見返すのに便利で、レポートや記事を書くときなど、引用したい部分をさっと表示させられて便利です。

他にも、ミステリー小説を読むときに「これは伏線かなー」と思った箇所にマーカーをつけるなどしながら読むと、謎解きが捗ります。いろいろ活用方法があって楽しいです。

紙のような質感

画面のイメージとしては、白黒で印刷されたペーパーバックのような印象です。あまりにも紙っぽい質感の画面なので、スマホやタブレットに慣れきっていると、最初は戸惑うかもしれません。ですが慣れると逆にこっちの方がありがたいです。本当に紙みたいなので、目に優しくて安心感があります。

昼間や明るい部屋では、明るさ設定を0にしていれば、フロントライトが点かないので本当に紙の本と同じように読めます。発光しないので目に優しいのです。

白黒表示が我慢できない人は注意

Kindle Oasisは白黒表示で、カラー非対応なので、漫画や雑誌、図解が多い本など、カラフルなページを楽しみたい方には、あまりおすすめしません。小説や新書、ビジネス本など、「とにかく文字を読みたい」という方におすすめします。

個人的には、

  • カラーにこだわる場合は、紙の本かiPadなどのタブレットで読む。
  • こだわらない本はKindle Oasisで読む

という感じで使い分けています。

漫画に関しては、『ONE PIECE』など昔からずっと好きでコミックスを買ってて、表紙のイラストなども含めて楽しみたい!という思い入れのあるものは本屋さんで紙の本を買っています。

それ以外の「ちょっと気になるから読んでみようかな」と思った漫画はKindle Oasisで十分楽しめています。慣れてしまうとそこまで不満も感じません。

カラー表示が良い!となるとFire HDタブレットやiPadなどが代替の候補に挙がると思い、私も購入前に慎重に検討しました。

ただ、Fire HDタブレットやiPadは重いんですよね。Fire HD 8は355gもあります。iPad Air(第4世代)は458g。まずサイズが大きいし、片手で長時間とか、絶対無理です。

かたやKindle Oasisは188g。寝転びながら片手で長時間読書ができるという点において、電子書籍リーダーでKindle Oasisに敵うものは無いというのが私の結論です。

購入すべきモデル

Kindle Oasisは容量やネット接続方法など、いくつか選べるオプションがあります。実際に購入した私のおすすめモデルを参考に紹介しておきます。

容量(8GBか32GBか)

私は「死ぬほど本読んだるぞ!」という心持ちで32GBを買いましたが、これはまあ個人の読書量と予算で決めれば良いと思います。

公式の説明によると、「8GBモデルならマンガが約140冊、32GBモデルなら約650冊、書籍なら数千冊をこの一台に保存」できるそうです。

小説やビジネス本など、文字がほとんどの書籍は容量が少ないので8GBでも十分かもしれませんが、マンガも読みたくなるかもなーと少しでも思ったら32GBモデルにしておくと安心ですね。

広告の有無

「広告あり」のタイプを選ぶと、購入金額がちょっと安い代わりに、スリープ画面やホーム画面に毎回広告が表示されます。読書中は一切表示されないので、読書の妨げにはなりません。安く買いたいのであれば広告ありでも良いでしょう。ただし、後から無しに切り替えることはできないようです。

予算があるなら、広告は無しがおすすめです。有無の違いは2,000円。読書をよくする人なら、1年に何百回も起動することになると思います。その度に広告が出るのはうんざりするはず。

あと、広告無しだとスリープ画面がこんなオシャレになります。かっこいい!

Kindle Oasis スリープ画面
他にもいろんなパターンのオシャレ画像が自動で表示されます

ちなみにこの状態で電池は消耗しないの?と疑問に思うかもしれませんが、消耗しないんです。画面が切り替わる時だけ電力を使用する仕組みになっているので、この状態だと電力の使用はほぼありません。

接続方法(Wi-FiまたはWi-Fi+無料4G)

私はWi-Fiのみのモデルを買いました。Wi-Fiに繋ぐ手段を持ってる人であればこれで十分だと思います。書籍のダウンロード時間も、よほど分厚い本でなければあっという間です。

Wi-Fi+4Gモデルは、外出先でも4G回線で書籍をダウンロードできるのがメリットですが、容量の大きい書籍(マンガや図解が多い本など)は4G回線だとダウンロードできないものが多いので、このモデルを必要とする人は少ないようです。別に家のWi-FiとかフリーWi-Fiでどうにかなりそうですしね。

まとめると、「容量32GB、広告なしWi-Fiモデル」がおすすめ!
小説しか読まないから安くしてくれって人は8GBモデルで!

↓Amazonのページにもさらに詳細情報が載っているので、チェックしてみてください。

たくさん読書して、うとうとして、ぐっすり寝よう

本当にKindle Oasisを買ってから、読書量が爆発的に増えました。

なんだろう。進研ゼミを始めたばかりの子どもが勉強に夢中になるのと同じくらいの、謎の高モチベーションで読書ができてます。

寝る前の読書も楽しみになったし、昼間もごろごろ転がりながら読書してます。

読書灯やブックスタンドの設置を検討してみたけど、寝室や寝具の構造上、設置が難しい!という人も多いかと思います。

そんな方はぜひ、Kindle Oasisを検討してみてください。読書があまりにも快適になりすぎて、読書量が激増するなど、期待以上のメリットにつながる可能性がありますよー。

たくさん本を読んで、ぐっすり眠りましょう。素敵な読書ライフを!